日本のCMを見てはいけない。お酒を本気でやめたいのであれば。
お酒のCMって当たり前のように目にするので、普通のことのように感じてました。この歳になるまでずーっと。
でも、違うんです。日本の常識が世界の常識というわけではないので。CMってかんたんに言ってしまえば、洗脳ツールなわけで、それを使ってビールやウイスキーのCMをバンバン流されたりしたら、断酒しようなんて思わないですよね。
だって、カッコいいアーティストがライブ後にビールをごくりと飲んだり、おしゃれなバーの設定で、美しいママがウイスキーを注ぐ光景を見せられちゃ、お酒=カッコいいっていう図式が頭に刷り込まれちゃいます。
でも、これって恐ろしいことですよね。
この恐ろしさに気づいた国は、お酒のCMに関する規制や自主規制を設けています。
Alcohol advertising - Wikipedia
これを見ると、アルコールが社会に悪影響を与えてきた国が、対応すべく、規制を設けて来た経緯がわかります。
国によっては、自主規制ではなく法律で禁止している国もあるぐらいです。
では、お酒に関連する数々の事故や事件のあった日本ではどうでしょうか。実は、日本にもそんな自主規制が存在するのです。あんなにCMで見るのに、本当に効果あるのか正直疑問ですが(一応あるってことが大事なんでしょう)。
あんなにバンバンお酒のCMをしてちゃぁ、断酒をしている人にとって、ものすごい誘惑ですよね。「もっと、規制を厳しくしよう!」と言ってみてもいいのですが、どうせすぐには変わりっこないです。
我々のほうが、自衛するしかないですね。CMを見るのをやめて、快適な脱アルコール生活を送りましょう。
それにしても、日本のお酒のCMは、やり過ぎですよね。どうみてもお酒が「おいしそう」ですから。