新歓コンパの文化をやめよう。お酒と日本の「悪い習慣」の切っても切れない関係。
もう30歳代も後半になると、大学の新歓コンパの響きが懐かしさを通り過ぎ、記憶から消えかかっています。ふと、この新歓コンパのことを振り返ると、これって恐ろしい文化だなと、改めて思います。
今すぐ、新歓コンパなんてやめて、お茶会でもハッカソンでもなんでもいいので、他の方法で歓迎しましょう。
私が新歓コンパを歓迎しないのは、時間のムダだとか、そういうことではないのです。むしろ、このイベントが、お酒を含めた日本の悪い習慣を「子供」に教え込ませる、恐ろしいシステムにほかならないからです。
先輩、後輩の関係を叩き込む。
一緒に盛り上がらないと、寒いヤツと決めつける空気。
お酒をはめを外す道具に使う。
これって、新歓コンパに限らず、社会人になってからの飲み会と変わりません。むしろ、こういうお酒にまつわる日本の悪い古い習慣を、新歓コンパというシステムが維持しているような気がするのです。
頭のいい、未来のある学生たちは、このことに気づいてほしいと、切に思います。だって、こんなどうでもいいことに大学生の頃から思考を縛られてほしくないからです。
まずは、今しかできないことをしっかり学んで、お酒に抜きで本当に楽しめることで羽目を外して、海外でも日本でもどこでもいいので活躍してほしいと思います。
お酒に足を引っ張られるのは、もう終わりにしませんか。